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●12/05/19

 前回の更新からいつの間にか半年近くになろうとしている。結果的には編集者の職務怠慢以外の何物でもないだろう。
読者諸兄の中にはすでに当HPは廃刊と思っている方も多数いらっしゃると思う。これには編者者自身反論の余地は無い。

 この間、多数の語りたい問題もあったが、それらの問題を問題視する以前の問題があることが最近顕著になってきている。それは、以前から何度も提起してきた政治家と官僚、そして小役人のことなかれ主義だ。
 国の財政悪化は日に日に増加しつつある。ある意味ではすでに破綻状態であろう。先日の報道では流通金額を国債が上回ったという異常な状態だ。この状態において尚且つ防衛省は価格暴騰の見えている次期戦闘機F-35を契約しようとしている。無謀極まりない暴挙だ。無知の防衛大臣に予算消化しか念頭にない役人。機体価格は当初予算の枠内で発注可能だろうが、最終的なシステムとしてその予算で収まるのか。「政府として価格と納期の遵守を取り決めている。」と言った言葉が終らないうちにこの契約騒動はいかがなものか。

 現政権は、窮地に陥ると頻繁に「官邸かわら版」でその弁明をしているが、1日に2度もそんなメールを送れるならもっと他のことに勢力を傾注して欲しいものだ。
 オバマ・野田両首脳による米国での会談は久々にまともな会談となったようだが、親密な関係にある在日米軍は、日米友好を売り物に5月5日、米海兵隊岩国基地で「フレンドシップ・デー」として基地を公開した。入場料は当然無料だが、基地内で行われる航空ショー見学のための特別席は有料だ。パンフレットのついた事前予約スタンドの券は日本国内では高額な金額だが3月初旬の発売から約半月で完売、そのためスタンド自体が増設されたという。ここまでなら内容が良ければ海外の航空ショーと比しても許せるだろう。
しかし、その航空ショーの実態は飛行した米軍機はハリアーと三沢基地のF−16だけだったと聞く。他の飛行展示は全て自衛隊機と民間の機体。世界的に見ても超破格に高額な特別料金を収集し、日本人マニアを食い物にした詐欺まがいのイベントとしか思えない。
 昨年の東日本大震災における「トモダチ作戦」に対する好意はありがたく思うが、それを盾に日本人マニアを食い物にするとは、米軍も落ちたものだと思わざるを得ない。
 ニュース記事の中で今回掲載が間に合わなかったものがある。それはすでに雑誌各社では掲載済みの航空自衛隊と米海兵隊航空機による百里基地での共同訓練だ。極端にその内容が運用に支障をきたすような項目ならいざしらず、空自幹部は訓練内容についてその概要すら公表しなかった。国民に信頼される自衛隊が、なぜそんなすぐに推測できるような内容を公表できないのか。そのほうが訓練移転や訓練自体以上に問題であろう。

昨年の東日本大震災で活躍した陸自中型ヘリの後継機(UH−X)はK社が受注し、契約が完了したと3月末に発表された。総額ではかなりの金額になる防衛装備品だが、この採用についての防衛省の発表はない。透明性をうたい文句として各種契約を公開している防衛省だが、この高額な契約を公開しなかったのは何か問題でもあったのだろうか。

 最近のニュース記事を見るたびに腹が立ち、疑問が次々と湧きあがるのは筆者だけだろうか。

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